探索日:2008年3月29日

2021年2月の様子

場所

中国行程記

萩博物館所蔵

備後尾ノ道ヨリ十一里、備中板倉ヨリ六里

近隣の史跡

矢掛宿本陣(石井家)

石井家は,江戸時代に矢掛宿の本陣職を代々務め,現在,その家屋は国の重要文化財に指定されています。

本陣は参勤交代で江戸と国元を行き来する大名や公家,幕府役人の宿泊や休憩の場として利用されていました。時には,人間だけでなく将軍にお目見えする象も長崎から江戸への道中,立ち寄った記録が残されています。

現存する石井家の建物は江戸時代中期から後期に建てられたものを中心に順次改築され今に至っています。約1,000 坪( 約3,200㎡)の屋敷地には,本陣施設として上段の間を備えた御座敷,御成門などの迎客施設を整え,さらに家人の生活の場や家業の酒造業を営むための主屋,内倉,酒倉,西倉など,合わせて十数棟が建っており,往時の姿のまま今日に至っています。

また,石井家には多くの近世交通関係の古文書が伝わっており,その中には,薩摩から徳川13 代将軍家定に嫁ぐための道中,天璋院篤姫が矢掛本陣に宿泊した記録も残されています。

旧矢掛本陣石井家住宅|矢掛町公式ホームページ (town.yakage.okayama.jp) より引用

場所

備前国・備中国・美作国(現岡山県)の西国街道宿場

ディスカッションに参加

1件のコメント

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です