探索日:2008年2月11日

三原市本郷南4丁目の納所橋北詰にある米山寺(小早川氏歴代の墓所で、小早川隆景をはじめ20基の墓が並んでいる。)への道標で撮影しました。

『芸藩通史』には「長堤」と記されていますが、三原市本郷には「長堤」という地名は残念ながらありません。

しかし、『行程記』や『芸藩通史』よりこのあたりと推定されます。

推定される場所

行程記

山口県文書館 所蔵

行程記には、「廣嶋札場ヨリ十四里、備後尾ノ道ヨリ五里」と記されています。

芸藩通史

国立公文書館所蔵

近隣の史跡

・本郷本陣跡

2008年11月23日撮影

場所

芸備地域(広島県)の西国街道宿場

新高山城

2008年11月23日撮影
2008年11月23日撮影

毛利元就の三男小早川隆景は、12歳で竹原小早川の城主となりました。その後、沼田小早川を相続し二つの小早川氏をまとめました。1年後、副塁としていた沼田川対岸の砦を修築し“新高山城”を築き、約45年間本拠として使いました。今も水を湛えている本丸・釣井の段・番所・鐘の段・東の丸などの跡が残っています。この新高山城跡・高山城跡は共に、国史跡に指定されています。

新高山城跡|観光スポット|広島県公式観光サイト ひろしま観光ナビ (hiroshima-kankou.com) より引用

2017年に日本城郭協会の「続日本100名城」に選定されました。広島県からは、もう一つ「三原城跡」も選定されています。どちらも、小早川隆景ゆかりのお城です。

場所(撮影した場所)

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