この旅は,2007年12月24日,偶然発見した石碑から始まりました。

それは,一里塚跡を示す石碑でした。

小学校1年の息子に「これは何か?」と尋ねられ,簡単に説明するうちに,「この道路が,昔は街道だったんだ~!」と驚き,「他にも一里塚の史跡があるのだろうか?」と思いました。

旅の始まり

インターネットを検索すると,一里塚の史跡は、多くあることが分かりました。その情報をもとに,土日ともなると,自動車に2台の自転車を積んで,一里塚の史跡を探しにでかけました。

ただ,正確な位置がわからない情報が多かったので,周辺にくると,「この辺だな」っと,宝さがしをするようにワクワクしながら探したものでした。

一里塚とは

一里塚は,旅行者の目印として大きな道路(街道)の側に1里(約3.927キロメートル)毎に設置した塚(土盛り)です。塚の側に榎などの木を植えたり標識を立てたりしていました。一里山ともいいます。 一里塚が全国的に整備されるようになったのは江戸時代です。江戸幕府は江戸の日本橋を起点として全国の各街道の1里ごとに一里塚を設置するよう指令を出したといわれてます。

東海道笠寺一里塚

 東海道笠寺一里塚 (tabi-mag.jp) から引用